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石川 信行; 藤井 義雄; 篠原 慶邦
JAERI-M 92-171, 24 Pages, 1992/11
超音波を用いた開口合成法により物体位置計測を行なう場合の問題のひとつは、超音波センサの電気音響変換特性の影響により位置計測の分解能が低下することである。本研究では、この影響を補償することにより分解能の向上を図る目的で、開口合成法の前処理のために逆フィルタリーグ技法を適用した。本報告では、超音波センサの電気音響変換特性の測定、ならびに逆フィルタリング技法の有効性に関する実験結果について報告する。
前田 充; 鏡 八留雄; 宮島 和俊; 八木 英二
日本原子力学会誌, 21(4), p.344 - 350, 1979/00
被引用回数:2フッ化物揮発法再処理の研究開発の一環として、低温における酸化ウランのフッ素化に関し、3インチ径流動層を用い回分・半連続操作によるフッ素化特性を明らかにした。工学フッ素化速度データ、kg量フッ素、UF取扱い上の技術経験などについて報告した。
佐藤 章一; 池添 康正; 清水 三郎; 中島 隼人; 小林 敏明
JAERI-M 7316, 38 Pages, 1977/10
核エネルギーによる閉サイクル水素製造プロセスに関する昭和50,51年度の研究のプログレスレポートである。炭酸ガスとハロゲン化鉄の反応、この反応の生成物である酸化鉄(II)鉄(III)とハロゲンまたはハロゲン化水素の反応を中心に、実験結果を述べ、熱力学的計算との比較を行った。一酸化炭素転化反応の閉サイクルプロセスへの応用について議論した。放射線にあるプロパン添加炭酸ガスの分解について、詳細な分析定量により、放射線エネルギーの化学的エネルギーへの転換効果として、線と核分裂片で各1.5%、2.0%の値を得た。
再処理研究室
JAERI-M 6664, 63 Pages, 1976/08
フッ化物揮発法再処理研究の一環として、Kg規模のFおよびUF取扱技術の入手及び流動層によるウランのフッ素化特性の把握を目的に最大5Kg/バッチのウランを扱う実験装置を製作し、フッ素化実験を進めて来た。このレポートは、これらを通じ得られた種々の成果をまとめたもので、実験装置の概要とその使用経験、流動化予備実験、回分および半連続操作におけるウランのフッ素化特性ならびにこれら実験を進めるために試作・開発したF-UF分析用インラインガスクロマトグラフ、差動型熱伝導分析計などの内容を含む。
加藤 良幸; 谷川 聖史; 高橋 直樹; 栗田 勉
no journal, ,
原子炉で生じた使用済燃料は、再処理することで核燃料として利用できるプルトニウム(Pu)とウラン(U)を回収して再利用している。硝酸Pu溶液と硝酸U溶液として回収された溶液は、混合した後にマイクロ波加熱直接脱硝法(日本原子力研究開発機構が独自に開発)で脱硝し、混合酸化物(MOX)粉末へ転換してペレット燃料製造の原料粉末として使用している。この転換時にマイクロ波を効率良くかつ均一に照射するためにはマイクロ波加熱器内で試料を適切な位置に配置することが重要である。そこで本研究では希硝酸溶液を試料皿に入れ、試料皿の下に設置したサポート(誘電体)の高さをパラメータにして溶液が完全蒸発するまでの加熱効率を調査した。試験結果を評価するための電磁気特性変化の評価は、これまでシミュレーションソフトを用いた電磁場解析で行っていたが、今回はさらにアンテナ高による電界強度変化を算出するハイトパターン理論を適用して評価し、解析結果を比較して評価の妥当性を検討した。